骨肉の争い!
こんにちは! いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 夜の気温がド〜ンと落ちて、昼間はまだまだ32度ほどあるみたいですが、夜は20度ほどになり、夕食をバルコニーで取るのは肌寒く感じます。 昨日の突然のお休みのお知らせで多くの方からの心温まるお気遣いを、本当にありがとうございます。 父は今は入院しておりますが、すでに家に帰りたいと言っているのを、私の帰国に合せて、病院側の方達の配慮でその日の昼頃に退院して、私の帰宅を待つということになります。耳は遠いですが、毎日、大学ノートに色々と書き込んでいる様子です。 退院後に胃をほとんど摘出している父ですから、どんな食べ物を作っていいかが一番気になります。看病というよりも、今後、近くに住んでいる兄家族が金銭的に困窮したときに、父を頼ってお金を貸して欲しいということが一番の私の心配です。父は戦中体験者ですから、「けじめ」のある性格です。すでに結婚20年以上の兄家族は所帯を持っているのですから、やれることはしなければなりません。しかし、他界した母が長男志向でしたので、兄にセッセと欲しいモノを幼少時代から買い与えるという、歳を取ったら、兄夫婦に面倒見て貰いたいと願ったことだと思います。しかし、人生など予定は未定で、途中何があるか分りません。私の前夫でさえも、胃がんと判断されて10日間で他界してしまいました。母も父より先に行ってしまいした。 兄家族のカルマは父や私のカルマとは違います。 ですから、いくら家族だからと言って、甘えている気が私からはします。 先日、兄からの父との和解の件で電話で話した後に、義理姉と家の件で話しました。その時に、あれだけ父を嫌っている義理姉が「お父さんのことが心配だわぁ〜!」というので、家が欲しいのだということは、すぐに分りました。私も気が良いので、「お父さんが死んだら、その時は、皆で住めば、家賃も要らないし、畑もあるし、みかん畑もあるし、何でもしながら節約したら?」と言うと、「畑は面倒だから、良いわ〜!」「まぁ〜!好きなようにして!」と思いつつ、「めったに、田舎に帰ることはないと思うけど、もしも、帰ったらマイケルと私も泊めて貰って良いかなぁ〜?」と聞くと、「う〜ん、スペースがあったらね!」と答えが返って来たときに、「?」と思いました。 普通だったら、日本人は本音と建前ぐらいがあるのに、この義理姉、私よりも一回りも上で、「スペースがあったら?」と言われて・・・、大きな家でスペースが無くなることはないし、スペースを作るぐらいのことはすると思うけど? 家、土地は手に入れて、お墓も建てなくても良し、お葬式代も完済しているので、父のことなどお構い無しで、父がいなくなったら、そんな大所帯の処にお邪魔する予定もないけど、建前でも、「もちろん、カズちゃん、泊まって行って〜!」と言うのでは?と、思った。 兄は適当な性格だから、娘の件が無ければ、父と和解したいなどと言わないタイプだということも分っている。 しかし、骨肉の争いでは、兄家族の人数と私一人では、目と鼻の先ほどの距離の所に住んでいる兄家族。父が亡くなったら鍵を抉じ開けても、いや、それより早く、あの家を狙っていることだろう。 兄妹と言っても、お互いに所帯を持てば、考え方も生活環境も違って来る。 私は兄にはあの家に住んで欲しいと2年前に話したときには、「嫌だ!」と言っていたが、義理姉と姪っ子の説得なんだろうか。義理姉のあの一言で私もいつもギブばかりの精神だったが、それで良いの?と思ってしまった。 姪っ子が結婚して、離婚したら、あの家を持って行かれることもあるし、それにマイケルも「姪っ子はかわいいのに、どうして、そんなタイプと結婚したいの?」「かわいいけど、頭が悪いからねぇ・・・。」ちょっとひもタイプぽっい、私と歳があまり変わらないのに、包容力が無い! 普通は結婚する前にある程度、お金を溜めるだろうし、行き当たりばったりの人生は独身だと良いが、結婚は社会的にも責任を強いられるのに、お金がないから父の家で父を面倒見るからと、タバコをスパスパ吸われてはたまったもんではない。 父は出来れば、養護老人ホームの空きがあれば、入居して貰いたい。 一人暮らしというのは気楽だが、食事の事とか、これから先に兄家族からのハラスメントがあるかも知れない。自立していない兄夫婦は父を面倒みると言う名目で父の財産と家と年金を当てにしているらしいが、相性が悪い人間同士が一緒に暮らすことは無理難題だから、余命がいくらもない父の感情を逆撫で、食べたい物もそれほど食べれる体力も気力もない人を無理やり棺おけに押し込むことはしないで欲しい。 昔の人はお金の工面が必要だったら、人に迷惑をかけずに別途に内職でもアルバイトでもするだろう。 元民生委員の方と話しときに、「お兄さんは、お父さんはみんなから嫌われているから・・・誰も会いたがる人がいないと言っていたけど・・・。本当なの?」と、私に聞いて来た。「えぇ!嫌っている人たちは、多分、父がお金を貸してあげて、そのお金を返さない人たちでしょう。父方の家族は鹿児島ですが、皆さん、亡くなっていますしね。母方の方は常に父からお金を借り、返さないままの人たちが多いのですよ。まぁ〜!兄も含めて、借りるときは天使の顔をして父に会いに行き、返して欲しいと父が訊ねると、悪魔の顔に変わり、ごねる、嫌う、無視するという感じですね。」と言うと、「あらぁ〜!そうよね。お父さん、穏やかな人だし、いつもお野菜やら、みかんやらを頂くことが多いし・・・。XX君も可笑しなことを言うなぁ〜!と、思ったけどね。」 しかし、体力的に私は自信がない。まぁ〜!帰った次の日から、色々な人たちが父の今後のことを一緒に考えてくれる方達と話し合いがあるだろう。 入院してから、父と全く話しをしていない、父の意思を尊重したい。 日本に帰ったら、温泉に浸かりたいと思っているが、そんな時間があるのか? マイケルは昨夜、食事をしているときに、「早く帰って来てね!」と言うから、「えぇ!お友達呼んだり、遊びに行ったりしたら・・・」と言うと、「たぶんしないと思う、カズコがいないと。」とぽつりと言うから、「電話は毎日しなくていいからねぇ。」と私が言うと、「分った。」「食事はスープとか、温野菜とか簡単なのは作れるよねぇ!」と聞くと「ベラが作り置きしてくれるから大丈夫!」「出来るだけ、早く帰るからねぇ・・・。」と、いうと、寂しそうな顔をしていた。 話は変わるが、昨日、マイケルから?と思って電話に出たら、リマソールのマイケルのはとこの子の息子がキプロスにいるらしい。と言うか、日曜日までいる!という事だった。今、シンガポールでカルチェのマネジャーをしているが、楽しいらしい。しかし、会いに行く余裕がちょっと無いというか、マイケルはリマソールにお休みを返上して今日も仕事もしている。明日も仕事をして欲しいと聞かれたらしいが、明日は私の誕生日だから、駄目と皆に言っているらしい。 キプロス式の誕生日パーティは誕生日の人がレストランとかに行くとすべて払うので、私も日本に帰っての生活費なども考えて、セーブして置こうと思う。 LAからのゴットサンの御母さんとは先週末会った切りで、今日、明日ぐらいは最後会っておかないと、またいつ会えるか?となると、だから、明日は多分私のお気に入りのスパニシュ・レストランに行くから、彼女も誘うと思う。 しかし、キプロスは出入りが多い、今年になって、ギリシャ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、シンガポールからの訪問客、そして、結婚式、クリスニング等など、本当にスローライフかな?と思いつつ、生活をしている。 と、タイトルでは「骨肉の争い」なんて書いたが、争う気はない!ただ、気前が良い人が損をすることは確かだ。でも、急にケチケチ出来ないし、でも、一番は父の体の回復とその後の生活環境のセット・アップをしたい。 お便り頂いた方、神様からのお陰が皆さんにも届きますように、心を込めてお祈り致します。 ありがとうございます。
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