自然に感謝、ありがとうございます。

こんにちは！ いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 プチ・休暇を頂きました。ありがとうございます。 ストレス・フリーの山での４泊は本当にマイケルも私も多く癒されました。そのお陰で体重が３キロほど増えたようです。キプロスの山はスイスの山と同じぐらい空気が澄んでいます。ニコシアの空気は汚染されていますし、暑い！そして、隣近所になぜか吠える犬が多すぎる為に、毎日、毎晩、ワンワンと吠えているストレスがあるワンちゃんが多い近頃です。 今月の２６日が世界一のヒーラーと呼ばれたダスカロスの命日なのですが、その日よりもここキプロスでは８月１５日はクリスマスみたいな日なので、山に行く前にお墓に参り、そして、標高１５００Ｍのカテリーナが住んでいる村に行って来ました。 涼しかったのでマイケルはとってもご機嫌でした。エアコンもいらず、夜などは私は２枚ほど毛布をかけて寝ていました。ここニコシアと山の温度差は１５度以上でした。雨が降らないキプロスの夏に４日間いる間に２度ほど、遭遇出来て嬉しかったです。 星空も綺麗でしたが、山のそよ風はとってもヒーリング効果抜群だと思いました。 村人で９０歳になるおばあちゃんが毎日、足腰の悪いカテリーナの所にやって来ては噂話が好きみたいですが、元気でなりよりだと思います。 カテリーナは足腰は悪いのですが、歩行器を使って掃除、洗濯もしております。料理もとっても上手いので、色々と教えて貰っております。 ステイしている間に掃除をしたり、手すきになると伝統的な編み物をしたり、どんぐりの殻を石で砕いたりしておりました。この風景をみると、「田舎のねずみと都会のねずみ」をふと思います。私も田舎のねずみなので、若い頃は都会に憧れたこともありますが、スローライフの方が肌にあっています。 山にいる間に数時間、リマソールに行って来ました。豪州から来ているマイケルの遠い親戚は相変わらず、派手な生活が好きなようで、豪州から来る途中にドバイ経由だったのでドバイに数日滞在した際に７つ星のレストランに行ったときの写真を自慢そうに見せてくれました。彼女のご主人は常に仕事で忙しいので、お休みが取れずにお休みが取れる義理の弟さんとキプロス入りして、暇だからマルタ島に行ったりしたという話も、長々と自慢話が続きます。まぁ〜！お金が有り余っているようですが、まったく、羨ましいとも思いません。それよりも、今時、こんなに派手な人を見る機会が少ないので、大丈夫？と思ってしまいました。 その義理の弟さんは今年の４月に結婚したマイケルの姪っ子を気に入って、マイケルやカテリーナに仲人を頼んだそうです。悪い人ではないでしょうが、資産３０億以上持っているのに、姪っ子にクリスマス・カード一枚をあげた様子です。 姪っ子も私も９月生まれなんですが、今時、チャラチャラした物質欲のある家族と結婚しなくて良かったと思います。結婚する前に彼女もご主人になった彼が透析が必要な身体ですから、長生き出来るかどうかも分かりません。それでも彼を選んだ理由は「愛」でしょう。 「愛」無しで結婚をして、夫婦になり大きな山、小さな谷を越えて行く際に相手を思う気持ちが欠けていると最終的には、他人同士ですから、別れる選択になりかねないでしょう。お金はないよりあった方が「生きる」なかで道具として生活の必需品を買う際も必要でしょうが、お金や物質以上に大切な「愛」を育むことはいくらお金があっても無理難題です。お金では「愛」と「健康」は買えないということです。物に執着する人はエゴイストでもあります。人の為よりも自分の為にお金を使い、ガラクタを集め、場違いな派手な服装で、自分を見てみてオーラで一杯です。いったい何の為に財産を貯めているのでしょうか。 ご存知のように、私たちはあの世に帰るときには、どんな大きな豪邸も豪華な服も宝石も車も持って帰れません。しかし、それが無形なものであれば、あの世に持って帰れます。愛や慈悲というものは沢山持って帰れます。 多くのお金があるのであれば、この世に生きている間にそれを必要としている人達にあげることで、思いやりの心として、あの世へ持って行けます。 その多くのお金を必要な人に気前良くあげた方が、精神面で多くの喜びをシェアー出来ます。自分だけの為に使い、それがいくらこの世で華やかな世界であったとしても、それは偽りの世界です。そして、有り余るお金を保持したところで、最終的にそれを持って行けない時期が来たときに、「どうか、すべての財産と私の命を引き換えにして下さい。」と願っても、後の祭りではないでしょうか。 誰がこの世を去って、あの世へ行く時期を決めるでしょうか。 肉体は時期が来ると滅びてしまいます。でも、魂は永遠に生き続けます。 そういう意味でも田舎のねずみのカテリーナの生き方を見ることで、多くの教訓を頂きました。 キリストの言葉の中に、「命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切だ。」を実感出来ました。 毎日の生活を通じて多くの気づきを頂けることは、本当に神様へ感謝致します。 ありがとうございます。