祝福されたワイン
- 国際占い師カズコ
- 2008年3月26日
- 読了時間: 0分
いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 ここ最近のこちらでのブログは何だか、食べ物の話が多いでしょうか。 食、芸術、音楽は現世で霊性アップ出来る修行だと、わたしは思っています。 昨日は祝日でした。 去年の11月にカテリーナの住む村に行ったきり、彼女もギリシャに行っていたりしていたので、他の村には行っていたが、久しぶりに行って来ました。 ニコシアでパレードがあった様子で、村にはネコが一匹ほどいただけで、鳥達の声と山の温度はニコシアの10度は低いので、丁度良い塩梅の温度でカテリーナが作ってくれた料理をご馳走になりました。 今週にはベトナムからカテリーナのお世話をしてくれるベトナム人が来る予定だそうです。すでに村に一人ベトナム人の女性がいるのですが、御国からのベトナム帽子を被って、農作業の手伝いをしていました。 彼女は14歳と16歳の子供と旦那さんが御国にいるようです。 5年間ほどのビザを貰っての出稼ぎだそうです。 ここ最近、キプロスは難民で溢れています。中近東からの難民やアフリカの難民達が目立ちます。 難民というと貧困な生活をしているイメージがありますが、月のお手当てもカテリーナの年金よりも多く、学校も無料(わたしはしっかりお金を払っています。)そして、仕事も税金を払わないでオッケーな最低限の仕事して、医療費も無料らしいです。しっかり飛行機で来て、最新の携帯電話を持ち歩き、最近の難民は素晴らしくお金持ちなんでしょうね。時間があってお金があるので、サッカーチームを作ったりして、毎日、試合をしていますからね。 そうこうしている間に、キプロスのパスポートを貰い、イギリスやフランスなどに移動して行く難民が多いようです。 オーストラリアであれば、ボートピープルと呼ばれる人たちは海軍が管理していますが、ここは北から入って来てしまい、次の日にわたし達でも知らないような法律を知っていて、お金を貰うことが出来るようです。 アジア系でいくら難民と言っても、働かざるもの、食うべからず的なイメージがありますから、アジア人は働きものだと思います。 ギリシャ語のレッスン中に、5回も6回もモルファーの携帯電話に電話が掛かって来るので、わたしはこころの中で「嫌だなぁ〜」と思いつつ、「カーム・ダウン」と思っていました。 先日、Nさんがエジプト人夫婦に文句を言ったので、エジプト人夫婦は来ていませんでした。 でも、モルファーの友達が来ていました。一度、レッスンに来ていて、子供も産まれるからと言って、途中来ていなかった様子ですが、その人がペラプラとエジプト人と同じような感じの質問をしていましたが、どうやら、Nさんはモルファーと親しくなっているようで、あまり気にならないようでした。 後ろの中国人のスージーが「今日は、彼女は怒らないの?」と聞くので、わたしはにっこりスマイルで頷きました。 その夜に予定していたディナーパーティでしたが、Nさんには伝えていなかったのですが、欠員が出たので、クラスが終わって、「良かったら、どうぞ!」と伝えて、家に帰って、グラスを用意したり、他にも料理を作る予定でいたので、忙しなく帰り、マイケルに「キッチンには来ないで・・・。」と、言って、最終段階の料理作りを終えました。 今回は巻き寿司の種類を増やし、ベトナムの生春巻き、海老コロッケ、タコの酢の物、グリークサラダ、マシュールムのガーリックソテーにしました。 海老コロッケと巻き寿司を同時にしながら、学校の仕度などもしながらでした。 Nさんと従弟の監督の彼女のNは気が合わない様子でした。 マイケルも従弟の監督もわたしの料理をお褒め頂ながら、パクパクと食べてくれていました。すでにその時点で監督がキプロスに仕入れる予定のブルガリアワインを飲んだり、キプロスワインを飲んだりしていました。 Vさんがわたしの為にと、言って持参してくれたワインは、埃だらけで横にねかしたままで、出してくれたので、えぇ〜もしかして、思いっきりビンテージ?と思いそのまま、キッチンでねかしていました。 彼に飲んでもいいか?と訊ねると、もちろん、あなたの為に、いつも美味しい料理を作ってくれるから、このワインを飲んで欲しいと言われて、一瞬、もっと手の込んだ料理にすれば良かったかなぁ?と、思ってしまいした。 奥様も来たかったようですが、会合で参加出来なかったので残念でしたが、どんな味がするのか飲んで見たいワインでした。 そのワインは赤ワインで1998年モノのギリシャのアトス山の修道院で作られたワインでシール番号も569とあり、10年モノかぁ〜!保存の仕方が悪いと酢の味に変わり易いが、なんとなく期待出来そうなワインでした。 オーガニックで10年モノで、アトス山と聞いただけでも嬉しい響きでした。 味は最高でした。 化学的な味もなく、着色もなさそうで、柔らかくも甘みもあり、優しいワインと言えるでしょう。 何度か、わたしは飲みながら、十字を切っていました。 受胎の日の晩餐会(ちなみに、3月25日は受胎の日)みたいで、祝福された気分で、何度も「美味しい〜」を連発していました。 わたしがそんな幸せ度マックスの心地よい思いをしている中、NさんとNはどうやら沈黙の犬猿の仲になっていた様でした。 男性達とわたしはバルコニーで涼しい風にあたりながら、ボッ〜としていました。 従弟の監督の彼女Nは、何が気に入らないのか、「美味しい料理をありがとうございました。グットナイト!」と言って、バターンとドアを強く閉めて、帰って行きました。いつもなら、ハグしてキッスして、機嫌良く帰って行きます。前の日にも違う場所であっているときは、とってもハッピーでした。その言葉に反応したNさんは大きな声で「どういたしまして!」とギリシャ語で言っていました。 わたしもマイケルも黙ってしまって・・・。 お開きになちゃいました。 まぁ〜!こんなときもあるでしょうね。 悲しい気分になりましたが、今度はスパニッシュ料理を作ろうと思います。 外で食べると本当にここも物価が高いので、大食家の従弟と日本食レストランとなると、近場の海外旅行が出来てしまうほどの大金をわたし達が出すことになります。(キプロスは誘った人がすべて出すので)御気に入りのスパニシュレストランに出かけるのも良いのですが、量を考えると家で作るのが一番でしょうかね。 しかし、あのワインはもう〜、手に入らないだろうなぁ〜。と思っていい夢を見ました。 絶対行けない修道院ですから、感動的でした。 大天使ガブリエルのイメージが飲んでいて、感動的でした。 ありがとうございます。
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すべて表示こんばんは! いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 今年に入ってから、マイケルの従兄の映画監督から、キプロスの国営劇団での日本人役のキプロス人に日本語指導?を依頼され、ご指導させて頂きました。 喜怒哀楽を表現するのが好きなギリシャ系~初日公演は今夜、これから...
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