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知らなかった祝日

  • 執筆者の写真: 国際占い師カズコ
    国際占い師カズコ
  • 2008年4月1日
  • 読了時間: 0分

こんにちは! いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 オンラインショップも忙しい中、お決まりの月曜日のギリシャ語レッスンに行く為に、忙しなく、強風の中、髪が渦巻きになるのを抑えながら小走りで学校の近くまで行ったら、異常に喉が渇いていたので、学校の目の前のキオスクでお水を買って、一服して、教室に入ろうと思ったら、教室の外で何やら皆でゴチャゴチャ話していた。 「どうしたの?」と、私が訊ねると、「先生が持っている鍵はいつもの教室には椅子も机もないらしい・・・。」と他の生徒さん達に言われた。 「えぇ〜、他の教室は使えないの?」とわたしが訊ねると、「明日が祝日だから、先生達もいないらしい?」と、Nさん。 「えぇ〜、明日、祝日ですか?」と思いっきり、予定外。 そうなんだ?でも、私は鑑定も入れているし、ショップの更新もしなきゃ〜と思いつつ、それで今日はどうなるの?と、思いつつ、私は椅子無しで、地べたに座って学んでも構わないと提案すると、周りから、ノ〜!との反応が、我が家の掃除をしておけば、8人ほどなら大丈夫だけど、と、思った。 頑張って、宿題をやったが、まぁ〜、良いか? 今回のクラスがスキップしたので、5月末で終了する予定だったが、6月になるらしい。 テンションが高い、モルファーがブツブツと文句を言い始めた。 「僕は、もしかしたら、この国から出国しなくてはならないから、出来れば、7月、8月、9月も学校があるべきだ!10月にはこの国には居られないかも知れない!」と先生に抗議をしていたが、先生が「7月〜9月は夏休みだし、暑いから、勉強どころではないし・・・」と言っていたが、「なんで、7月、8月、9月をお休みにするの?」とかなり怒っている。 「ギリシャ語が出来たら、僕はキプロスに居れるかも知れない。」と何だ、彼自身の都合で言っているのか。と、私は内心思った。 私が彼に「あなたは短い期間で話せるようになっているから、キプロス人と友達になれば、語学力も伸びるかも知れないから、大丈夫だよ。私など、4年もいるけど、まだまだ全然話せないしね。^−^」と、言うと、行き成り、上から目線で鼻で笑われた。 「君、4年もいるのに、その程度のギリシャ語しか出来ないの?僕がここに4年間いたら、パーフェクトにギリシャ語を話せるようになっているよ。」と、言われた。思い切り、あなたに言われたくないと思った。 あなたがギリシャ語をパーフェクトに話せようと、私には関係ないと思った。 右も左も分らないまま、マイケルと私はキプロスで生活をし始めた。キプロス人の親戚や友達にギリシャ語の学校に通いたいと暮らし始めた年に近所の大学なども訪ねたが、英語学校はあっても、ギリシャ語を教える学校を探せないままでいた。キプロスの大学は英語で授業も選択出来るということもあり、他国からキプロスの大学で学びたい学生は英語が出来れば問題無いから、中国からの学生がキプロスに多くいる。 マイケルとの会話も英語だし、ヘタなギリシャ語だと自分の表現したい内容が言えないし、まぁ〜!簡単な日常会話はヒアリングは出来るが、いざ、話そうとすると動詞が変化したり、アクセントが違ったりして、難しい。 それにこの歳で予想外の外国語を学ぶとは自分でも思っていなかっただけに、自分でも頑張っている方だと思う。 話せなくても、ギリシャ語のアルファベットは読めるようになって来た。 そんな、人を傷つけるようなことを平気で言える人なんだ〜。と、思った。 授業が中止になったので、時間が出来たから、Nさんとお茶をしにカフェ・バーに入った。 モルファーと毎日会っているNさんは、彼が今日、イミグレから何やら拒否されたので、落ち込んでいる話をしていた。 私は去年初めて、彼に会ったときに、「あなたはヨルダン国籍でキプロスに入国しているから、難民とは言えないから、そう簡単にビザが取れないのでは?」と言ったことがある。 彼は途中から、ヨルダン人ではなく、パレスチナ人だということを強調し始めた。 そうすることで、難民手当てを貰ったり、難民扱いをされることで、キプロスパスポートが手に入れることが出来ると友達に教わったらしい。 そんなに簡単に貰えるなら、凄いことになる。 ヨルダンは行ったことがないが、ペトロ(ギリシャ語で石)という大きな石で出来た世界遺産がある。映画監督のジョージルーカスなどもスターウォーズの映画撮影のときに、ヨルダン辺りを使ったと言われている。 イスラエルに行けなければ、ヨルダンの死海でプカプカでもいいと思っているわたし達だし、安全な国に30年前に移民しているのだから、ヨルダン人でキプロス入りしていることになる。 わたしが思う、キプロスはリトル・シドニーみたいになって来ている。 アジア人も多くなったし、イギリス人も多いし、他のヨーロッパ人も増えた。 お茶目なルイスなど、スエーデンとチリの両方の国籍を持っているというから羨ましい。だから、キプロスでもイタリアでもどこでも自由に働ける。 Nさんの話からだと、モルファーはここが駄目なら、フィンランド、カナダ、オーストラリア、NZ、アメリカの市民権を取る予定で渡航するらしい。 ヨルダンからキプロスも去年が始めてでないそうだ。 5日間ほど、お金持ちのキプロス人女性を探しに2006年に来ていたらしい。 キプロス人女性は家持ちだから、結婚生活のスタートがとっても楽だ。 結婚するときに、親から家を一軒貰える。 でも、イスラム教徒の彼と結婚するとなると、親を捨ててまで出来るだろうか。 まれにイスラム教徒の男性と結婚するキプロス人女性もいるが、豚を食べるキプロス人、イスラム教徒は豚を食べない。 さらに、キプロス人の100%近くがキリスト教徒だ。 稀に、ニュートラルな人もいるが、それは大人になるに連れて、選択しているだけで、ここで生まれれば、余程のことがない限り、キプロス正教徒の一人だ。 わたしなどは海外生活が長い割りは押しが弱い方だと思う。 決定的な私の欠点は「ノ〜」と言えない自分がいる。 だからと言って、それほど困ったことはない。ただ、「我」の強いタイプは苦手なタイプだ。マイケルもキプロス生まれでイギリスでファッションを学び、オーストラリアに移動しているが、押しに弱いし、我も強くない。 マイケルなど多くの人を使っていた時期もあるが、我が強くないから、経営者としては、難点だったりした。 私も同じように、人が動かないなら、自分で動くタイプの経営者だったから、仕事が増える、ストレスが増える経営者失格なんだろうと思う。 何事も学びだから、それはそれなりに良かったと思う。 チャレンジは多い方が楽しい。 でも、人を騙したり、人を傷つけてのチャレンジは最終的には手に入れることが出来ないときもある。 わたしは感謝行を続けながら、自分の修行をやり続けて行くだけだ。 私の人生という本は波乱万丈で読み終えるときは、きっと満足が行くことだろうと思える。 決して、人の人生を羨むことは無いし、これからもマイペースで精進して行きたいと願う。 人生には何ひとつとして、無駄なものはない。 ありがとうございます。

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