今の生活が不満な方へ ♪
- 国際占い師カズコ
- 2006年8月29日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
ここのブログはインスピレーション的に書いていますので、ときどき重複して書いているときもあるかと思います。
さて、今日は5年前に読んだ本が気になった。その本は豪州にて生活の不満をもらしていた友達にあげたので手元にはない。読んだかどうかも分からない。
ご相談者様から「お薦めの本を聞かれて、2年前ほどはこれから紹介する本を読んで見ては?」とアドバイスしていた。
スピリチャアル本もここ最近ではとってもお手本になる教本や心を優しくする本もあるが、この本は涙無しでは読めないかも知れない。
訳しているのが残念ながら、日本語だけだが日本人以外の人にもこの話を語っていたことがある。
興味がある人はどうぞ読んでみて下さい。
少しあらすじを申し上げますね。
本の題名を忘れてました。「乞食の子」です。
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父親が全盲、母親が知的障害者で子どもが12人という家族の長男の手記。物乞いをし、犬の餌を食べ、墓場を寝床にするという逆境を、勇気と希望を失わずに生き抜いた血と涙の真実の記録。台湾で100万人が涙した書の翻訳。
訳者のコメント:
著者 納村公子
本物の貧乏ってこれなんだ! みなさん、こんにちは。私は本書の訳者です。台湾で百万もの読者を獲得した『乞食の子』を訳し、台湾にも頼氏に会いに行き話を聞いてやっぱりびっくり。家がない、食べ物がないってこういうことなんだ。墓場に寝て、犬の餌をあさり、町や村を回って食べ物を物乞いした。「汚い」「臭い」「縁起でもない」と4,5歳のときから大人に罵られた。「普通の子のように学校に行きたい」それが彼の願いだった。
頼氏は十歳でやっと学校に行った。もちろんいじめが待っていた。友達も少ない。でも彼は孤独と戦い、盲目の父、知的障害者の母、幼い兄弟たちの面倒を見ながら、勉強、スポーツにがんばってなんでも一等賞を取った。表彰状と姉の励ましが彼の支え。そしてアルバイトしながら学校を卒業し、いまは大企業の重役に。
世界には幼い時の頼東進氏のような子供がいっぱいいる。そんな子供たちがどんな気持ちでいるのか…。嘘いつわりのない脅威の実体験の記録。一人でも多くの人に頼氏のメッセージをお伝えしたい!
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この本の頼さんのお父さんは全盲ですが、語り弾きをしながら旅を続けています。【生きること】【今を生きる】【今の瞬間を生きる】という意味を頼さんに生きマスターみたいに教えてあげた気もします。(私の感想)
生きると言うことはときとして、「どうして?」と自分に問いかけることもしばしばあるでしょう。毎日がバラ色の生活を続けていける人は稀です。
多くの聖者でさえ、そして、悟っている方でさえも苦からの出発です。しかし、人生は旅と同じで会う人、そして、途中に寄り道して行くときもあります。綺麗な景色や美味しい物を食べたり、人から励まされたりしながら、目的地まで行くのです。
この本には、人が苦難を乗り越えて生きていくために必要な精神のあり方が自然体に書かれており、地獄にも花は咲くのだということも教えてくれます。
今の生活が不満で楽しくない人にも勇気を与えてくれる素晴らしい本だと思います。
日本という国は世界中を探してもとっても稀に平和な国のひとつです。しかし、平和に一見豊かに見える現代だが、「こころの病」を抱えている国でもあります。
だからこそ失われていく生命力を活気つけるものとして、塾やゲームで忙しい子供達にも読んで頂きたい本のひとつでもあります。
(^−^)
ありがとうございます。
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