ギリシャ神話ブーム ♪
- 国際占い師カズコ
- 2006年9月8日
- 読了時間: 0分
こんにちは!
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
昨夜の月は本当に魅惑的でした〜!
昨日、ある掲示板にて「無」というのが話題になっていた!そこは源氏名で投稿しているのですが・・・。
散歩の時に旦那マイケルに聞いてみた。
彼の説明は本当に理解し易いのでとっても役に立つ。教えは常に分かりやすいのが良い。
そのついでに「悟り」について話した。
マイケルはバナナで表現してくれた。「バナナを食べたことが無い人にはバナナがいくら美味しい果物だと言っても分からないだろう。」
一度、マイケルに「悟ったことがあるの?」と聞いたことがあるが、(^−^)と笑っただけでした。
自分でしか分からないということです。
では、今日は少しギリシャ、キプロスの宗教背景みたいな物をお話致しましょう。
結構、長いのでゆっくり印刷して読んでね。
あ〜!紙が勿体ないのでゆっくり読んで下さい。
***********************
かなり前に総理大臣が言った言葉で「日本は神の国」と発言したのが話題になったことがある。
その後はご存知のように、「あれは、八百万(よおよろず)の神々と言うべきだった」と訂正した。確かに多神教国家の日本では、山の泉や台所にもお地蔵さまも、井戸水の神様もあらゆるところに神様がいる。ご結婚なさっている男性の方であれば、家に帰宅すると小言を言う怖いかみさんもいる?
しかし、外国人から見ると日本人のほとんどは無宗教家と言いながら、しっかり、元旦は神道を信じ、春秋には仏事を行い、クリスマスには「ジングルベル〜♪」などを歌いながらシャンペンを飲みながら聖夜を過ごし、大晦日には翌年の祈願の為に仏教寺に行くという宗教生活。
日本に生まれて、日本に育った人間だと別に不思議とは思わないだろう。しかし、外から見ると無宗教で結婚式はカトリック信者でなくてもチャペルで結婚式をしたいわ〜!となるとその日だけはカトリック信者になる?ですから、宗教戦争を何度もして来ている欧州人からみると何と意味不明でめちゃくちゃな宗教生活であろう?と思ってしまう。
そんな意味不明な宗教感覚だから、どうして?イスラエル対パレスチナ?イスラエル軍とレバノン人のゲリラとの戦い?を理解するのも難しいことになるだろう。とても外国宗教の解説など出来ないと思われがちだが、意外とギリシャ文化と日本は似ている?と思うときもある。
日本では「ギリシャ神話ブーム」と思えるほど、ギリシャの神々の名前が色々な場所にて目に付く。
私が幼少時代の時にギリシャのエーゲ海をロケとして製作した、映画監督池田満寿夫さん(字あってるかな?)という個性的な方がいらっしゃった。子供の時に裸で女性達が泳いでいるシーンはエッチでやらしいと思わなかったのが不思議であった。内容は覚えていないが、幻想的なシーンだった。
ギリシャには多くの島がある。名前をつけているだけでもいくつか分からないほどだ。
そういう私の生まれた場所も小さな島が沢山あった。
豪州で会った元日本でアナウンサーをしていた方に私の出身地を告げると日本のエーゲ海と言われていたそうだ。(今も言われているだろう。)
本当にギリシャの小さな島はヘブン(天国)かと思うほど綺麗である。以前、ニューカレドニアは「天国に一番近い島」と言われていた時期に滞在したことがある。ニューカレドニアはそれなりにキャチコーピーに近い「天国に一番近い島」だと思えたが、エーゲ海には「天国」と思えたほどの魅惑的で言葉では表せない秘密の島がある。キプロスもそういう場所がある・・・。
歴史上にてギリシャのある島は同性愛者が集まる場所があったそうだ。その島の名前がレズモとギリシャ語で言われていたので、今は英語で「レズ」とかに変化したそうだ。
話は宗教に戻りましょう。
ギリシャは歴史が古い。キプロスも歴史は1万年にもさかのぼる。紀元前BCの時代にすでにエンジェルの彫刻やアポロンの彫刻などもあるが、宝石なども素晴らしい物を作っていた様子だ。そんなギリシャ、キプロスのような複雑な宗教背景、文化的多様性、民族的は神秘的な国だ。
しかし、ギリシャ神話は、どこか日本古来の神話にあるように人間味があり実に興味深い。
又ギリシャ正教は一国一宗派の要素があり、日本の仏教に似ている。正確にいうと、キリスト教は、バチカンを中心とするカトリックとコンスタンチノープル(現トルコ領内イスタンブール)*ギリシャ人、キプロス人は現トルコ領内イスタンブールを絶対にイスタンブールとは呼ばない。
呼ぶと目で睨まれたことが何度がある、無言の威嚇をされるので、ギリシャ、キプロスに旅を考えている方でトルコのソフィア教会に行ったついでにギリシャ人にイスタンブールと言わないことを勧める。
ギリシャ正教とイスラム教との戦いの歴史を参考にすると良いだろう。
そんな背景がある。(1054年東西教会の分裂)。(ギリシャ正教会とは東方正教会 Orthodox の一般呼称である。ギリシャ正教会はギリシャの教会と言う意味ではなく、ギリシャ語文化圏の教会という意味である。
正教会は異国に伝道する場合、すぐにその国の言語で聖書や聖人伝、祈祷書を発行し土着化をはかった。ギリシャ正教の使用する聖書は不思議と旧約聖書含まれていたそうだ。
その背景はキリストが誕生する前後の時代、言語としてギリシャ語を使用している。ですから、ギリシャ正教会でのお祈りの仕方は伝統的なやり方だそうだ。
カトリック教会のようにお説教はないが、あの空間はとっても不思議な気分になる。
さて、カトリック教会が永い間、ラテン語こそ聖なる言語であると信じられてきたのと異なる。日本のカトリック教会でもつい最近まで誰もが理解出来ないラテン語でお祈りがなされていた。
ちなみに日本では日本正教会、アメリカではアメリカ正教会と国の名が付けられるが、すべてギリシャ正教会に属し、五世紀頃に編纂されたビザンチン典礼を継承しているらしい。
各国の正教会はお互いに干渉し合う事なしに独自の道を歩んだ。カトリックは総本山(バチカン)がある。
(しかし正教会では総本山を持たない。これはペテロが伝道したローマこそキリストの後継者だと主張するカトリックに対して、12人の聖使徒はすべて平等であると主張する正教会との神学論の違いである。
正教会に於いて総本山は無い代わりに世界を4つの総主教区で管轄している コンスタンチノープル(イスタンブール)・アレキサンドリア・アンティオキア・エルサレムが代表格でありこれにモスクワが続く。正教会から見ればローマも一つの総主教区である。
ギリシャでは、キリスト教文化とギリシャ神話的文化が合体している様子だ。今でも、ほとんどのギリシャ人やキプロス人の名前はセント〜から来ている。うちの甥っ子も初めて名前を聞いたときには源氏名と思う名前だったりした。
たまにセントでない名前を付ける人もいるが、ギリシャ、キプロスなどはグレゴリオ暦を用いるよりも旧暦ユリウス暦を使用している場合が多い。
以前にここのブログに書いたがギリシャ、キプロスでは「名前の日」がある。
「誕生日」よりも「名前の日」の方が重大なのだ。私の名前はギリシャ人にとっては発音出来ない名前なので、ギリシャ語の名前にしたらどうかと来た頃は会う人たちに言われた。ギリシャでも同じで?
「カ〜??」でみんな2年以上してカテリーナも「ガジー」!と名前を呼ぶ。
他の人はさらに「カス〜」と呼ばれていたので、私はどうせ「ゴミだわ〜!」と一人で言っていた。
旦那マイケルでさえ、豪州時代に「カス〜」と会うと呼ばれていたので・・・。ギリシャ人には「カス〜」で良いかな?と直す気力もなかった。
それよりも、今、日本でギリシャ神話ブームだったりするのは、ギリシャ文化は七色に変化する美しい宗教文化だと思える。
神話、哲学、それにイコンや聖歌は紀元前の映像を浮かべることが出来るからかも知れない。
なんだか話がまとまらないバラバラした感じだが、興味のない方にも興味が湧いて欲しいと願う。
^−^
ありがとうございます。
『女神の生まれた国より愛を込めて』
【女神の国よりヒーリング・カードは9月9日まで。もしかすると、5名様より増えるかも?】
と言うのも、1枚1枚にヒーリングするのですが・・・、女神アフロディテに5名様は少ないかな?本当に奉仕なので・・・。
はずれた方にも違う形でアフロディテとチャネリング中です!←任せて下さい。きっと繋がるように!
こちらは『ヴィーナス誕生』の絵です。
ご存知のボッティチェリの作品。
OLGA'S GALLERY より

Comments