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ギリシャの悲劇

執筆者の写真: 国際占い師カズコ国際占い師カズコ

こんにちは! いつもありがとうございます。 ありがとうございます。 昨日は日食の影響で身体が重く、思考力も減退していたので、瞑想した後に昼寝をしました。 イギリス辺りだと、日食の様子が3Dメガネみたいなのを着けると見れた様子ですね。 私はなぜか、その時間は本当に身体が重たく・・・。 普段は昼寝をしないのですが、眠ってしまいました。 お昼に、マイケルから電話あり、「従弟が劇のチケットを手に入ったから誘われているけど、行く?」と聞かれて、「行く〜」と答えると、「じゃ〜、少し昼寝した方がいいよ、従弟と出掛けると遅くなることが多いからね。」と言われた。 マイケルが帰宅したので、どの洋服を着て行こうか聞いてみた。 ニコシアの劇場だから、正装して行った方がいいのかと思いつつ、暑いから、ワンピースに着替えた。 マイケルは暑さの為、怪我した足が疼くみたいで、ちょっと腫れていた。 お医者さまには、それほど悪くないと言われたみたいだったが、心臓の方の薬も服用しているから、鎮痛剤は貰えないらしいが、化膿止めの飲み薬とクリームなどを足につけて包帯をぐるぐる巻いていた。 少し時間があったので、ニュースを見たりしていた。 従弟から「あと、5分ぐらいしたら、劇場へ到着する。」と電話が掛かって来た。 私たちも仕度をして、家をあとにした。 劇場の場所に到着すると、多くの人たちがいた。 さすがに夜行性動物の様な生態のキプロス人は、夜になると元気になる。 従弟の友人でジャーナリストの方も一緒にいらっしゃっていた。 会場は野外だった。 以前、ラルナカでの野外劇を鑑賞しに行ったときは、石で作った椅子?でお尻が痛くなったことがあった。 昨夜の劇場はクッションを敷いていた。 コロシアムの様な劇場だった。席は役者さんたちの正面だった。メガネが必要ないぐらい近い距離だった。近所に座っていた綺麗な顔立ちのキプロス人男性を眺めていた。 ^−^ 顔がとっても小さい〜、ブラット・ピットの若いときの顔立ちで髪の毛をポニーテールにしていた。めがねをかけていないと、はっきりお顔が見えないときがある。だから、3メーター先で声を掛けられたら、誰だか分からない。 いつも時間通りに始まらないショー。 やっと始まった。 内容はトロイ戦争の時代のお話だったが、ギリシャ語なので、ところどころしか理解出来ない。ただ、演劇の場合は、映画と違って、言葉をすべて理解しなくても、オペラや能のように、声の出し方や体の動かし方、そして、息遣いなどで表現するので、楽しみ方も違う。 コンテンポラリーな悲劇だった。 私は良かったと思う。 その後、従弟達とお茶しに行くことになった。 外はいい風が吹いていたが、従弟とお友達はタバコを吸うので、なぜかエアコンのきいているラウンジでお茶をすることになった。 私はどこに座っても寒く、何回かみんなで移動した。 マイケルには、「これだけ、あっちこっちに移動したら、カズコの奢りだね!」と言われたので、「大丈夫だよ!」と答えて、私は赤ワインを注文した。 劇の話に戻った。 ジャーナリストで作家のお友達、ギリシャ悲劇の学位がある人から見ると、昨夜の悲劇は滑稽らしいかった。 私は、オリジナルの悲劇を見たことがなかったので、あれはあれで楽しめたので、良かったと思う。 日本の映画の話になると、必ず、世界の黒沢さんが出て来る。 おしゃべりな従弟よりも、さらに、おしゃべりな人もいるもんだと思いながら、聞いていた。 2時間ほどおしゃべりを聞いて、お開きになった。 私はキプロス産のワインが美味しかったので、2杯も飲んでしまった。 かなり酔いが廻ったようで、自宅に帰ってメイクを落としてから、爆睡状態だった気がする。夜も遅かったが、帰宅途中、ニコシアの街はどこもかしこも人で溢れていた。 何だか分らないが、ハッピーな気分にさせてくれた悲劇だった。 悲劇だから、本来なら暗くなるのではないだろうか・・・。 ありがとうございます。

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